2013年1月19日土曜日

マイカ窓のGM管が・・・

マイカ窓のGM管が、突然国内から消えました。(涙)

いつも購入しているところに電話したら・・・

  「売れないので、海外に激安で売っちゃいました。すみません。」

先に声を掛けて欲しかった・・・ううっ。

Inspectorで使われている「LND-7317」はまだ在庫がある模様ですが、7313は輸入せねばなりません。

ここにきて「円安」だし。泣きっ面に蜂です。

ここのところ、シンチの開発に追われていますが、GM管での計測も優位ですから、両方持つのが理想だと思っています。

という事で、マイカ窓GM管の在庫切れで、入荷に1ケ月くらい掛かりそうです。
SBM-20の在庫はあるので、内蔵タイプはオッケーですが。

逆にシンチは手に入り易くなったんですよねぇ。皮肉なもんです。

まぁ、1cm角のシンチでも、SBM-20の10倍くらいの感度があるので、γ線だけで良い人はシンチのタイプでも良いかも知れません。

 ただ、振動に弱いので、静かにして計測する必要があります。

このあたり、GM管は安心なんですよね。

海外のメーカー製では、シンチとGM管を両方搭載したものもありますが、結構お高いのと、両方の特性を理解していないと混乱しそうです。

現状のGXの回路に、シンチの回路が簡単に追加できれば「両刀使い」も行けるんですが、ノイズの問題がクリアできるか、まだ試してません。

「両刀使い」が実現できたとして・・・どういう数値を表現するか・・・頭痛いっすね。


今は「マイクロシーベルト」って、どうなのよっ!? となっています。

外部被ばくを表現してる数値ですが、どのエネルギーを基準にしているんですかね?

仮にセシウム(Cs-137)を基準とするならば、662KeV基準。K40は1460KeVですから、K40が多ければ単純に考えて、K40の方がより危険という事になりませんか・・・

シンチを使ってスペクトルを見てると分かるんですが、見るエネルギーの範囲を狭くすると、カウント数は減ります。

CPS(1秒あたりのカウント数)という値を使うんですが、これを基準に「マイクロシーベルト」に換算すると、見てるエネルギーの範囲で、ころころ値が変わってしまうわけです。


今更、基本となる「グレイ(Gy)」で表現してもピンと来ないでしょうし。

シンチを使うメリットは、放射線のエネルギーがわかる という事ですから、

  ・Cs-134、Cs-137が検出されました。
  ・放射性ヨウ素が検出されました。(これは原発事故直後しか出ませんが)

を表現することが大事なんじゃないか? という頭になっています。

そういう意味で、次回のシンチを搭載したバージョンは、「セシウム判別」に特化した機能が搭載されることでしょう。(今後の事故に備えて、ヨウ素も・・・)

         ↑

   まるで、人ごとのように書いてますね。w


あと、まったく別の話しですが、「Bluetooth LE」という新しい規格に興味があるんです。
最近、スマホに搭載されているんですが、省電力で近距離通信なBluetoorhです。

こんな事ばっかり考えてるから、完成しないんですけど・・・すんません。


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