2013年3月23日土曜日

マルチセンサーBOX完成!?


マルチセンサーBOXの試作が出来上がりました。




温度、湿度、照度、加速度、外部入力2点、XBee、超音波通信搭載で単4電池2本で駆動します。

筐体は、GX-ZERO-1より2まわりくらい小さいです。と言っても、電池の部分が大きく、中の基板は小さく、部品はパツパツです。


一人暮らしのお年寄りが増える中、こういうものを使って、「見守る」という事も必要な時代かと思います。

照度センサだけでも使えますね。

夜中に電気が付きっぱなしだから、ちょっとおかしい とか。

  あぁ、ただの夜なべかも知れませんが・・・w

温度センサは、夏の熱中症とかの予防になるかもしれません。

外部入力には、「握りボタン」を装着すると、遠隔ナースコールとして使えます。


さてさて、下の写真は・・・?



LND社のマイカ窓GM管(LND-7313)が入っているカンです。w


  無駄に大きいです。

GM巻は、縦に入っていて、このカンは必要なのか、他のGM管との共用なのかわかりません。

今回、アメリカから輸入したので、初めてこのカンの実物を見ました。
(今までは、このカンは付いてきませんでした)


という事で、まだまだGM菅方式のガイガーは現役バリバリで出荷中です!

円安で、GM菅が高価になってきたのが頭痛の原因ですが。w

2013年3月12日火曜日

開発の経緯を再認識する日

早くも2年ですね。

相変わらず、被災された方々に対して、何と言ってよいのかわからない自分にイラっとします。


放射線測定器を作ろうと思ってからも、2年近くが経過したわけですが、まだまだ勉強になる事でいっぱいです。

世の中に出してからは、1年くらい経過したわけですが、これといったクレームは無いのですが、お客様からの声が無いと、「使ってないんじゃないか?」と疑心暗鬼になってしまいます。


あと、世の中が震災の事を思い出したように、「忘れちゃいけねぇ」的な状態になると、逆に「急に言い出すなよ!」と違う事をしたくなる自分の性格の悪さに、


   「オレ、ダメだな」

とか思ったりもします。


原発事故後の状態も、以前よりメディアが取り上げてくれるのはありがたいですが、めっきり「先生方」の登場は減りましたね。

今日は、昼頃に武田先生は拝見しましたけど。


チャッピー検出器のサポートで、すっかり開発が遅れていますが、何せ自力開発ですので、日々の仕事が優先してしまい、応援していただいてる方々の期待に答えられなくて申し訳ないです。

放射線測定器の開発は、完全に赤字です。(苦笑)

お金儲けだけなら、事故直後に海外から調達して「売り逃げ」するのがベストなんでしょうが・・・


「自分にも何か出来るんじゃないか・・・」から初めてますので、じっくり構えて取り組みます。


毎年、3月は各企業の期末でして、我々のようなシステム屋は、納期でお尻に火が付きます。

ここで頑張らないと、4月からの予算使用の仲間に入れてもらえないもので・・・^^;


という事で、開発の経緯を再認識して、粘り強く開発して行く事にします。


  で、どうなったん?



もうちょっと待ってください。m(_ _)m


2013年3月1日金曜日

マルチセンサーBOX!?

ぼちぼち更新しないと、いかんです。


という事で、マルチセンサーBOXなるものを製作しています。

写真は、ブレッドボードでのソフトの調整中のものです。

基板は、もう直ぐ出来上がってくるので、来たら即行で動かさねばなりません。


今回の目玉は、超音波通信と加速度センサーですね。(自分の中では・・・です)

湿度センサーは、初めて使ったんですが、ビックリするほど反応します。

通常時(部屋の中)が25%くらいの時、指を近付けるだけで、60%くらいまで上昇します。

息を吹きかけても反応するので、「フーフースイッチ」としても使えるんじゃないかと思えるくらいです。

今回のテーマは、色々なセンサーを動作させて、省電力で、ZigBeeセンサーネットワークを構築する です。

「見える化」の部分は、知り合いの会社が担当するジョイントプロジェクトで、東北方面の大学の協力の下、プロジェクトスタートしました。


という事で、単4電池2本で動作します。(USB給電もOKですが)
     ↑
  相変わらず、文脈がおかしい



しかし、当然のことながら、電池2本では3Vを直ぐに下回ってしまうわけで・・・マイコンが動きません。

取り合えず、昇圧回路を入れて、電圧を監視しながら省電力します。


超音波通信は、電波に比べて指向性がありますが、5mくらい飛びます。

人体に影響もないし、電波法も関係ないし、価格は安いし、有線のわずらわしさも無いです。

写真のように、マイコンから直接TTLレベルでの通信で実装できますから、是非お試しあれ。


はっ!放射線測定器からまたズレてる!


と思うなかれ、色々と動かしてみると、新しいアイデアが生まれてくるものです。

随分回り道していますが、その分良いものが出来ると信じてます。