食料品の汚染度をどこまでGM管で計測出来るか・・・
ネット上でも膨大な情報があり、情報もそれなりに収集してみましたが、現状での結論では、
・空間線量が低いところで測る必要がある。(高いところは鉛の分厚い遮蔽箱を利用)
・なるべく有効面積が大きいGM管を使用する。
・なるべく長時間測定して、バックグランドとの差を見る。
がベースになるわけですが、やはりカリウム40の存在が邪魔ですね。
β線が89%なので、β遮蔽してやらないとカリウム40を多く含んだ通常食品まで汚染物として扱われてしまいます。
セシウムは、β、γがほぼ1:1ですから、β線を計測するっていう手もあるのですが。
通常の米でも30ベクレル/Kg程度は含まれてるので、食品のカリウム40の通常含有量の早見表でも持ってないと、なかなか判断も難しいです。
GX-ZERO-1には記憶媒体が内蔵されてますから、ここに早見表でも入れておけば・・・と現在は考えています。
まぁ、スマホとも連動できるので、スマホ側でやってしまえば事足りるのですが。
問題の計測ですが、バックグランド測定モードと、差分計測モードを使って、係数調整してあげれば一応簡易ベクレル計算(Cs137を基準)は可能です。
ただ、カリウム40が含まれていると、それだけで値が上がりますので、要注意ですね。
カラー液晶が付いているので、センサー部分を変更して、スペクトル分析してやれば核分析まで可能なので、やるならここまでやりたいんですが、専門家向けに商品を作っているわけではないので、今は我慢します。w
シンチレーターとGM管の両方を搭載・・・も考えてますが、シンチレータの繊細なところ(温度や強エネルギー、衝撃、ノイズ等々)が大変です。
自分でやってるより、エステーさんの買ってきてくっつける事考えた方が良いかも知れません。(笑)
しかし、政府はまた規制値を下げるというニュースも見受けられますが、これは一般で測定できないレベルまで下げて、結局時間でうやむやにする という事なんですかね?
それとも、下げて、計測器を民間に配布するんでしょうか・・・
もんじゅの維持費用から見たら、安いかも知れませんが。
あぁ、次回はちゃんと計測したデータを載せます。すみません。
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