2011年11月17日木曜日

Ludium 2241-2 シンチレーターとの比較

知り合いからLudlum Measurement, Inc.社製のシンチレーターを借りてきました。


で、でかいです、ごついです、軍事用です。


特に、プローブ式のシンチレーターが直径5cm以上、長さが30cmくらいあります。
米国製ですが、取扱説明書は日本語。軽く読み流しても、使い方が分かりません。

何とかCPS表示からμSv表示に切り替えて・・・検知音をONにしたら・・・

ガーガーと鳴りっぱなし。これは音の変化で感じるんでしょうか。説明書には書いてありませんでした。

さて、早速空間線量を測ると、0.091、0.100、0.872・・・

若干高いじゃないですか?


こちらの政府の発表では、0.065とかなんですけど。
じゃあ、マントルでも測ってみますか・・・0.250、0.312・・・

やっぱり、若干高いんじゃないんですか?

HORIBAさんのPAでは、0.22から0.23くらいだったんですけどね。

東洋メディックさんに問い合わせようと思いましたが、自分が購入していないので止めました。
確かに、γ線感度は良いですけど、きっちり校正してるとしても、シンチレーター同士で値が違うのもいかがなものか・・・と思ってしまいます。

「GX-ZERO-1」を2241-2に合わせて、自己校正して比べてみましたが、それほど値の違いはありませんでした。
γ線感度は、これだけ大きなシンチレーターですから、GM管ではかないませんが。

また、その時の動画をUPしますので、ご期待ください。

「30万以上して、シンチレーター方式だから間違いない」という考え方は、今一賛成できません。
GM管方式は、各社値がバラバラと言われますが、シンチレターも低線量域でバラつくのも事実です。


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