2012年5月17日木曜日

C12137-1 やさしお測定

うーん、せっかく手元にあるのに、ゆっくり触っている時間がありません。

まぁ、タイミングとはこんなもんでしょう。

とりあえず、前回は「やさしお」にふくまれるカリウム40が見れなかったので、超適当に1時間程放置して計測してみました。


適当でしょ? まじめに取り組んでいるとは思えません。

でも、消費者が求めてるのは、「簡単に計測」ですから、実際は遮蔽無しでも計測できれば、それはそれで結構だと思っているわけです。

           ↑ 
    ただの言い訳にしか聞こえない   ですか・・・


付属のソフトの表示には、「ログモード」とかで、両対数グラフ表現できるタイプと、「リニアモード」の片対数グラフの2つがあります。

で、ログモードでの「やさしお」測定結果。


リニアモードに切り替えると、こんな感じです。



「超適当計測」でも、ちゃんと出てるじゃないですか。

内部の温度が30℃くらいまで、上昇していたので、ちょっとビビリましたが、これも評価です。
(実際には、20℃から25℃くらいで安定させた方が良いんでしょう)

ソフトに関しても調査中ですが、こんなCSV形式のファイルを吐き出してくれまして、推測するに、8.45KeVから0.5KeV毎で、4096Chの分解能で頂戴できそうです。


と、今日はここまで。

次は、Windows用のドライバとAPIの調査、フリーのMCAソフトにCSVファイルを突っ込んで、核種判定とベクレル計算ですか。

これは、買うしかないかな・・・

いや、今そんな事言ったら、「馬鹿」が「大馬鹿」になってしまいます。


     名古屋弁では、「おおたわけ」 ですね。


募金活動でもしないといけません。(苦笑)

いや、ガイガーカウンターを買って頂ければ、今回の新しい「もくろみ」が「たくらめる」んですが。

今日、あるお客さんと話してたら、「食料品が計測できて、5万なら売れるなぁ」・・・


     絶対無理ですっ!

因みにC12137-1だけでも、その7倍ですから・・・

2012年5月16日水曜日

浜ホトさん C12137-1到着しました!(追記)

肝心なスペクトラムを載せるのを忘れました。



以前から保管してある、福島某所の土です。

セシウム137と134のピークがあります。(0.66と0.796)

セシウム134の半減期は約2年ですが、普通に出ますね。(当たり前ですけど)

セシウム134のピークには、0.6Mevのあたりにもあるので、137線源より「なまった」感じになるんだと思います。


浜ホトさん C12137-1到着しました!

C12137-1が到着しました。ありがとうございます。(誰に言っているやら・・・)

取り合えず、こんな感じの形状で、


USB-ミニの端子が付いていて、


Cs137の基準線源をサクっと計測すると、


で、BGをサクっと計測すると、


ってな感じです。すばらしい。このコンパクトな形状でこの精度・・・自分じゃぁ作れません。w


ここまでの作業は、30分程度。モジュールとPCをUSBで繋ぐだけですので、超簡単です。
MCAのプログラムは付属で、サンプル程度のものですから、動くだけで上等です。

残念だったのは、仮想シリアル通信かと思ったら、専用のUSBドライバでした。
さて、このあたりをどうするか・・・ちょっと考えます。

まだ、サンプルプログラムの解析をしていないので、モジュールとのI/Fや、パラメータの詳細は分かりません。

尚、仕様書には、0.001から2.0μSv/hまでの計測と書いてありました。
Cs137において、0.001μSv/hで200cpm以上との事なので、そういう事でしょう。(笑)

当たり前の事ながら、GM管は検知可能なエネルギーのパルスは全て拾います(全てという表現は良くないですけど)が、こういうモジュールはエネルギーの範囲指定をすると、そのエネルギー範囲のカウントしかしないので、μSv/hにおいては低く出ます。

測定エネルギー範囲は、30から2000KeVです。

しかし、Ludlumもシンチ(こちらはNal)ですけど、BG計測すると0.095μSv/hとなるんですが・・・

違うのは日本製とアメリカ製という事だけです。どう解釈すればええんですかね?

取り合えず、今日の時点では、核種の判定はできる(Cs137があるかないかは数秒でわかる)という事までは分かりました。

カリウム40のピークが殆ど分からなかったのは、ソフトの所為なのか、高いエネルギーの部分が苦手なのか・・・まだ分かりません。

しばらく借りれますので、随時報告します。

2012年5月14日月曜日

うむぅ、計測ロジックがSBM-20では・・・

しばらくLND-7313の感度に合わせて、計測プログラムを修正して落ち着いたと思ったら、SBM-20で動かしたら、イマイチです。

SBM-20の場合、通常の空間線量では、1分間に12から20発くらいの放射線を拾うわけですが、LND-7313の約1/3の感度です。

これは、放射線1発の重みが大きい事を示します。

低線量下においては、時定数を120秒くらいにした方が安定する(あたり前ですけど)んですが、サーチモードで使うには長すぎるんですね。

という事で60秒の時定数に、パラメータを変更してみるんですが、結構暴れます。
と言っても120秒にしても暴れる時は暴れます。w

まぁ、SBM-20のタイプは、どちらかと言うと空間線量向けですから、サーチモードで使う場合は少ないと思いますので、使う方の好みで計測モードを切り替えられるようにパラメータ化しました。

イマイチの現象は、通常線量から2μSv/hくらいの線量に切り替わる時は、数秒で変わるんですが、その逆で、通常線量に戻ると、一旦リセット状態になる時がある・・・です。

まぁ、数十秒すると元に戻って行くんですが。ちょっと気に入らない。

仕組みが分かっていないと、ビックリしますよね? 壊れたんじゃね? となるんで。

仕様と言えば、仕様なんですけど。一般の人には分かり難いですよね?

でも、もう線量の数値を見過ぎて、気持ち悪くなってきたんで、ちょっと休憩します。w


グラフ表示のスケールも自動で変わるようにしたいんですが、結構面倒なので、これもパラメータにしようかと思っています。

今の状態だと、スケールのMAXが0.5μSv固定なので、福島の線量が高いところだと意味が無いもので・・・

ある意味、グラフがずーっとMAXになっている所には、あまり居て欲しくないんですけど。
悩ましいですね。

2012年5月13日日曜日

GX-ZERO-1 EN-7313 受注開始!

とりあえず、受注開始しました。

発売記念価格・・・何と・・・¥98,000.- 成り。数量限定で、Bluetoothは搭載していません。

ここで、10万を切る! と言ってしまった手前、約束は守ります。(キリッ)

GM管が入手出来なくなったら、価格は上がります。

Bluetooth搭載すると、+15,000.-くらいになります。(それでも安いな・・・ボソ)


尚、大人の事情で、突然価格が上昇する可能性もありますので、興味のある方はお急ぎください。

   ここで購入できます。


はぁ・・・

   楽天に出すだけで疲れました・・・相変わらず画像は変更されないし・・・

いや、被災地の方はこんなもんじゃない!頑張ります!

2012年5月12日土曜日

ZigBeeモジュールにやっと反応あり

GX-ZERO-1には、XBeeというZigBee規格のモジュールが搭載可能なんですが、これは無線センサーネットワークと言って、一般ユーザーにはあまり馴染みが無いので、積極的ではなかったんですが・・・

左の方の四角いのがXBeeモジュール

いつもお付き合いのあるシステム会社から声が掛かりました。
全国展開している会社ですので、小さい会社ではありません。
という事で、マイコンとXBeeのプロジェクトが始まりそうです。

このZigBeeに関しては、5年くらい前から、省エネ向けの「温度センサ」「湿度センサ」「照度センサ」を搭載して開発をしていました。

3年前に営業した時は、門前払いに近い感じで、そんなもの監視してどーするの? ってな感じです。

この時期になって、急に浮上です。

放射線の測定器を始めた時に、「センサーBOX」としての位置付けをしていたので、XBeeも最初から搭載予定でした。

  GX-ZERO-1に温度センサーが載っている意味を分かってもらえたでしょうか。



こんな感じで、たくさんのセンサー情報を無線で集める事が出来るんです。
距離が届かない時は、途中のモジュールが自動で中継してくれます。

福島の学校や、会社なら、GX-ZERO-1を複数台設置しておけば、集中管理して線量が把握できます。

 たぶん、来年くらいにブレークするんでしょうね。


でな事で、XBeeのデモをしてきたわけですが、1mWなので10mくらいしか電波は飛びません。
見通しが良ければ、20mくらいまで飛ぶでしょう。


ついでですが、何とかサーチモードと変動率のロジックは動きました。
サーチモードは、線量が急に上がったり、下がったりした時に、自動で短い移動平均に切り替えて、表示するというモードです。


中段くらいに表示されているのが、変動率です。数値が少ないほど安定しているという目安になります。
ついでに、温度が高めに表示されるのを修正するための、校正係数パラメータも追加したので、自力校正が可能になりました。
充電中でも、ちょっと高いかな?くらいの温度差になりました。(と思います)


バックグランドの複数回計測の平均をベースに、「差分計測」も追加しました。
単位がBq/Kgになっていますが・・・微妙です。

単純にBG値を超えた分を表示しますので、1cpmあたりのBq係数値が設定してあれば、表示します。
画面では、テストでBG1回しか計測していないので、差分計測したら、マイナスになってしまいました。

ついでに、Androidのアプリにも、「警告値」設定機能を付けました。

設定してある値を超えると、文字が赤くなって、バイブレーターが振動します。w

これなら、計測してて本体の音が聞こえなくなっても、携帯がバイブで知らせてくれます。

長文、失礼しました。

2012年5月10日木曜日

浜松ホトニクス社製 C12137-01

浜松ホトニクス社製の「C12137-01」のデモ機が借りられる事になりました。

 ・シンチレーター CsI (Tl) 38mm x 38mm x 25mm 36cc
 ・MPPCによる検出でCs137において、0.01μSv/h において 400cpm 以上
  ※MPPC : マルチ・ピクセル・フォトン・カウンタ


というスペックの超高感度放射線検出モジュールです。
オールインワンの割りに価格は控えめで、インスペクター5台分くらいでしょうか・・・

単純計算で、感度はLND-7313の100倍です。

これは、鉛遮蔽器さえあれば、食品検査が出来るレベルだと思います。

コンピュータとのI/Fは未だ不明ですが、PC用の簡易スペクトラムプログラムも付属している模様なので、評価は直ぐに出来ると思います。

まぁ、シンチとフォトダイオードの組み合わせで、ノイズやら温度変化やら考えて悩むくらいなら、専門会社の完成品を使って、分析系のソフトに力を入れた方が間違いないかと・・・

今月の中旬には手元に届くと思いますので、また報告したいと思います。


流石に鉛の遮蔽器までは間に合いませんが、「通常線量下においてどうなるか」という事に意味もあると思います。


何だか、久しぶりにワクワクします。

新しいギターをネットで買って、音を出すまでのワクワク感と同じです。(笑)

2012年5月9日水曜日

測定器を校正機関へ・・・準備中

今更ながらですが、公的な校正機関への資料作成中です。

見積りを取るのも大変ですが、JIS規格までの事は考えていないので、ざっくりとCs137のγ線の高線量域で照射してもらおうと思います。

JIS規格は、工業用として必要ではありますが、実際の使用者の放射線に対する知識が追い付かないので、今のところ必要ないと判断しています。

GM管への入射角度なんて気にしないですよね?

原発や医療関係で使うものを作っているわけでは無いので、取り合えずパスです。

校正の目的は、

・高線量下(5~500μSv/h)において、どの程度の精度があるのか?
・GM管が飽和するのは、どのあたりからなのか?

という事で、正確な係数と特性が判明する事と思います。


そんなんで、GW中から禁断の 「計測プログラム」 の部分に手を入れてまして・・・

これが結構大変で、あまり手を出したくなかったのですが、LND7-313のプローブを評価していたらやらざるを得ない状態になってしまいました。


・単純移動平均から、線量に応じた移動平均に変更
・読み取り目安の数値を標準偏差から算出して、表示


CPM値の標準偏差自体は、全然難しくないのですが、標準偏差を表示しても、

      「それがどーした?」

です。

「標準誤差」というものもありますが、これもイマイチ。

で、今は「変動係数(率)」というところに辿り着いたわけですが・・・

放射線のきまぐれ加減に、嫌になってきました。(苦笑)

低線量域が大変かと思えば、高線量域の方が厄介ですね。
1秒間隔でのカウント数のバラつき加減が大きいので、値が落ち着かないです。

まぁ、ここはキモなわけで、何とかアルゴリズムを作り出して、値を読み易くしたいんですが、あと一歩です。

はっきり言って、地味です!

H社さんみたいに、過去60秒の移動平均を10秒間隔で表示 という簡単なロジックなら苦労しないんですけど。


そう言えば、ホトニクスさんから連絡が無いです・・・見捨てられたか・・・

電話してみよ。

2012年5月5日土曜日

LND-7313プローブの校正は・・・

校正というより較正が正しいのでしょうか・・・いや、係数調整?

Ludlum社のシンチレータタイプの測定器とセシウム137基準線源を使って較正してみました。
LND-7313は3mmのアルミで遮蔽した状態で、0cmから10cmを1cm刻みで測定です。


まぁ、大変です。Ludlumの数値が上手く読み取れません。(^^;
GX-ZERO-1の方は120秒のカウントダウンモードで複数回計測すれば、平均値を本体が計算してくれるので、テレビ見ながらでもOKなんですが・・・

高線量になると、余計に読み辛いですし、小数点以下3桁とか正直要らないと思います。

カウントダウンでCPSとか読めば良いんでしょうけど、これまた分かり辛いです。

でも感度はバツグンです。もちろんγ線だけですけど。

グラフを見てもらえば分かりますけど、そこそこの計測結果だと思っています。

流石に7cmくらいからは、LND-7313は微妙な数値になりますが、それでも空間線量より高い値を検出可能です。

ただ、この線源(0.25μCi)を計測した時のネット上でのデータはバラバラ・・・

Mr..ガンマで4.7μSvとか・・・ありえません。

Inspector Alartの3mm遮蔽で、2.4μSv・・・これは係数と遮蔽の関係を考えれば、ある程度考えられる数値です。

あとは、4倍くらいの線源があれば、自力校正できるのですが、これは届け出と管理体制が必要なので、校正機関に頼むか、病院に行って、サーベイメーターで校正するか。

校正機関が間違いないですね。5~10万円くらいしますけど。(涙)

しかし、地味な作業です。そして微量ですが、被ばくしてます。(笑)

2012年5月3日木曜日

Ludlum Model2241-2 サーベイメーターで校正

Ludlum社(ルドラム?)の1インチ×1インチのシンチレーションサーベイメーターとCs137基準線源でLND-7313を校正しています。


このサーベイメーターは、以前から校正用に使用していて、感度は良いのですが、時定数が短く(3秒から60秒の自動)線源を置くと、値を読むのが大変です。
時定数の固定も可能なんですが、それでも値はふらつきます。

それと、通常線量においては、若干高めに出ます。(0.08から0.10)

アメリカ製の為、低く出るより高めに出たほうが良いという事でしょうか・・・
機器自体にも校正用のパラメータがあるんですが、内部のプログラムがどうなっているか理解していないので、触りません。

GM管もアメリカ製なので、これで校正します。

Cs137の線源で、シンチの先端から5mm離して、約1.48μSv/h。

LND-7313では580CPM±2CPMなので、取り合えず、係数は390CPM/1μSv/hとします。

鉛遮蔽した状態だと、312CPM±0.2CPMで0.81μSv/h。

まずは、この値をベースにして、距離と値のデータ取りを行って、微調整します。


Ludlum社のマイカ窓のプローブタイプって、代理店経由で20万円以上するんですね!
感度は、LND-7313と同じくらいなんですけど・・・エネルギー補正フィルタっていうのが気になります。


今、GX-ZERO-1に組み込んでいる、時定数の自動変更がきっちり動作すれば、業務用でも行けるんじゃないかと思い始めました。

標準偏差の計算も内部では行っているんですが、表現はしていません。
「誤差率」とかで表現したいのですが、何だか難しい表現ですので、「もう読んでも良いですよ」的な表現にしたいと思っています。

しかし、校正は難しいですね。

今日もお客様から、「値が低い」と連絡を受けました。SBM-20なんですけど。
校正定数を変更してもらうようにお願いしましたが、再度検証してみます。