今更ながらですが、公的な校正機関への資料作成中です。
見積りを取るのも大変ですが、JIS規格までの事は考えていないので、ざっくりとCs137のγ線の高線量域で照射してもらおうと思います。
JIS規格は、工業用として必要ではありますが、実際の使用者の放射線に対する知識が追い付かないので、今のところ必要ないと判断しています。
GM管への入射角度なんて気にしないですよね?
原発や医療関係で使うものを作っているわけでは無いので、取り合えずパスです。
校正の目的は、
・高線量下(5~500μSv/h)において、どの程度の精度があるのか?
・GM管が飽和するのは、どのあたりからなのか?
という事で、正確な係数と特性が判明する事と思います。
そんなんで、GW中から禁断の 「計測プログラム」 の部分に手を入れてまして・・・
これが結構大変で、あまり手を出したくなかったのですが、LND7-313のプローブを評価していたらやらざるを得ない状態になってしまいました。
・単純移動平均から、線量に応じた移動平均に変更
・読み取り目安の数値を標準偏差から算出して、表示
CPM値の標準偏差自体は、全然難しくないのですが、標準偏差を表示しても、
「それがどーした?」
です。
「標準誤差」というものもありますが、これもイマイチ。
で、今は「変動係数(率)」というところに辿り着いたわけですが・・・
放射線のきまぐれ加減に、嫌になってきました。(苦笑)
低線量域が大変かと思えば、高線量域の方が厄介ですね。
1秒間隔でのカウント数のバラつき加減が大きいので、値が落ち着かないです。
まぁ、ここはキモなわけで、何とかアルゴリズムを作り出して、値を読み易くしたいんですが、あと一歩です。
はっきり言って、地味です!
H社さんみたいに、過去60秒の移動平均を10秒間隔で表示 という簡単なロジックなら苦労しないんですけど。
そう言えば、ホトニクスさんから連絡が無いです・・・見捨てられたか・・・
電話してみよ。
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