久しぶりに京都に出張するも、相変わらず打ち合わせのみで終わる という悲しい結果です。
九州に行ってもアメリカに行っても同じなんですが・・・
基本、観光が苦手なんでしょうね。
という事で、金属加工の会社のシステム化に関しての打ち合わせだったわけですが・・・
課題になっている「鉛遮蔽」、こりゃまた難しいです。
厚くすればするほど良いのですが、何せ質量が大きいですから、重量も平気で100Kg超えです。
1Kgの試料を入れるとしたら、とんでもない重さになって、とんでもない金額になります。
という事で、どのくらいの大きさで、どのくらいの厚みにすれば、ど程度まで自然界の放射線を遮蔽できるか!?
空気中における自然界での放射線の多くはラドンとして、そのγ線のエネルギーが5.5MeV。
で、鉛の質量から・・・・泣けてきますね。
という事で、ある程度の科学的根拠から、100gの試料で適度な厚さの鉛で試作して、バックグランドを測定する というのが確実且つ安上がり且つ実用的という 身勝手な結論を出したのであります。
研究者ではありませんので。
と言い訳しておいて、実用的で適正な価格で収まる「閾値」を出さねばなりません。
でも消費者側からは、「安くて精度が良く、早く、たくさん計測できるもの」というのが要望ですよね?
となると、やっぱり鉄物は「中華製」が一番でしょうか・・・悩ましいです。
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