2012年8月29日水曜日

奄美大島のバナナを計測

カミさんの実家の奄美で捕れたバナナをもらったので、食べる前にベクレルモードで計測してみました。

「未検出」・・・K-40を検出したかったのですが・・・と思ったらK-40を差し引くパラメータが設定してありました。

ついでなので、β線検出効率を上げて、両方で計測してみる事に。


SBM-20の「むき出しバージョン」です。

これで30分計測開始。もちろん遮蔽箱なんぞ無しです。w


165ベクレル±145.76   検出限界は389.53 という事で、こんなもんでしょう。

改めて、これはワザとK-40を計測した という事です。

30分ですし、重量もいい加減です。


K-40の検索ソフトでは、109Bq/Kqで、γ+βだと、この値そのままが含有量となります。

γ線だけだと、この値に10.3%を掛けてやる必要があります。

K-40はβ線が80.7%ですから、GM管使った方が検出し易いんですが、これが邪魔するのも確かです。

やっぱ、GM管+シンチですかねぇ・・・

いや、GM菅で、K-40以外の身体に害のある放射線をβ、γ両方で計算した方が・・・

無理があるかな。


2012年8月26日日曜日

大垣でOgaki Meeting

お付き合いのある会社が、大垣のソフトピアジャパンで行われた、「Ogaki Meeting」に出店するという事で、ちょっと出掛けてきました。

お題は、「GM管で宇宙線を計測」でした。



中華製のGM管J408γの3本使いです。
通称「チャイナソーセージ」と言われてますが、やっぱりでかいですね~。

下はSBM-20の3本使い+ルネサスの「がじぇっと」が見えます。
ルネサスの「がじぇっと」は、プログラムがクラウドベースで簡単に作れるマイコンボードです。

「Arduino」とも互換性があるという事ですが・・・「Arduino」のボードを買えば良いのでは? と思ってしまいます。(笑)

まぁ、「桜柄」というところが日本製っぽくて、嫌いじゃないです。



「宇宙線」=「2本のGM管が同時に検出した時」だそうで、突き詰めると結構面白そうです。

同時に検出した時に小型のサーボを駆動して、手前の「ネコじゃらし」みたいな棒がパタンと倒れて、タッチパッドに先が触れて、地球の画像が現れる という楽しそうな事をやってました。

こういう「動くモノ」は面白いですねぇ。


そう言えば、隣のブースでオネーさんが「ポケットガイガー」を売ってました。

線源は「福島の土」だそうで、日立アロカと比べて1.5μSv/hでそんなに違いがないですよ♪


   って、そんな線源、法令違反ですから!

ありゃ、間違いなく10,000ベクレル超えてます。
大人げないので、突っ込みませんでしたが、流石にこちらの人間は放射線に対して無頓着です。

普通に「へぇへぇ」言ってるだけでしたから・・・

たまには、こういう「こじんまりした展示会」も面白いです。

ミニスカで香水の臭いがプンプンするおねーさんが居る大きな展示会は、どうも気が散ります。
        
       ↑

   私だけですか・・・w

2012年8月25日土曜日

GM管で章句良品のベクレル測定

食料品のベクレル測定用のソフトを書いています。

センサーがGM管なだけで、結構ソフトに関しては本格的です。

画面は(いつも通り汚いですが)試料測定20分を開始して、残り1分51秒になった時のものです。



完了すると、音が鳴って結果が出ます。




会社でBGを60分計測して、家でBGを20分測定したものなので、「不検出」になってOKなんですが、この逆だと数ベクレルの表示になります。

誤差は3σで、DLと表示されているところは、「検出限界」です。

分かる人じゃないと、分からないですね。

まだ、校正もしていないですし、GM管はSBM-20が1本です。

しかし、バカにするなかれ、時間を掛ければ「危険」なものは分かります。(笑)

たぶん、100ベクレルくらいなら行けるかも知れません。

もう少し落ち着いたら、色々ご紹介します。


2012年8月23日木曜日

GM管の数え落しの件

GM管の「不感時間」による、数え落しの件を計算してみましたが・・・

LND-7313の不感時間は40nSなので、20,000CPMを示したとしても、取りこぼしは約270CPM値となりました。

計算式 必要ですか? (笑)

 ・CPSにする
 ・1秒間で取りこぼす値を求める
 ・CPSから逆算する

ってな具合ですので、皆さん自分で計算してください。

20000CPMといえば、約50μSv/h超えですから、相当な高線量でないと取りこぼしは起きないという事にもなりました。


LND-7317とLND-7313では、何が違うのか・・・

形は違います。マイカの厚みも若干違います。


β線込み込みで計測すると、ちょっとした距離で変わってきますから、比較するのが難しいです。

β遮蔽して計測すれば良いんですが・・・差が出るまでγ線を放出する線源は手元にありません。

さて、ベクレル計算に戻ります。


2012年8月20日月曜日

放射線取扱主任者試験

放射線取扱主任者試験の日が近いですが、皆さん頑張って勉強してますか!?

試験を受ける方、頑張ってください。


という事で、問題集を頂きまして、一日一問のペース(笑)で読んでます。
来年、気が向いたら受けてみます。

  はっきり言って、難しいです。

って言うか、設問が多くて広いという感じでしょうか・・・

今日、たまたま見てて、偶然「GM菅の不感時間」の計算式に目が止まりました。

問題集では、200nS(2/10000秒)となっていましたが、LND-7313の高線量域のカウント数がInspectorより少ない現象を思い出しました。

正直、「不感時間の取りこぼし」の補間はしてません。

もしかしたら、InspectorのS/Wでは、補間しているのではないか・・・

という事で、今度「不感時間の補間」を入れて確認してみようと思います。

LND-7313の不感時間は40nSですが、可能性は充分ありますね。

(お客様から頂いた実測データがありますので、計算で確認できるかと)


で、オマケ画像ですが、中華製極小GM菅の登場です。



試験用のボロボロSBM-20と比べると、大きさが分かります。(ワニ口クリップの方で分かりますか・・・)

で、早速GXと繋いだら・・・バックグランドで20CPM程度・・・ほぼSBM-20と同じ・・・嘘っぽい。

で、アルミ遮蔽をしようと思っても小さ過ぎて、適当なものはなし。

思いついたのは、「アルミホイール」。速攻で3mm程度の遮蔽は完了。(笑)

いつもの「福島自然線源」を計測してみれば、0.23μSv/h・・・普通ですね。

Cs-137線源でも普通でした。


  こいつは面白い!

と思って、しばらく放置・・・突然カウントが上がらなくなりました。乙。

アルミホイールでショートしたのか・・・いや、触っていないと思うんですが。(^^;

今日は時間が無いので、そのまま終了。

因みに、もう一本つないでみましたが、これは最初から完全に不良品で、「ピーーーー」です。

うむぅ。流石中華品質。 いや、ロシア品質も同じですが。(苦笑)

2012年8月18日土曜日

食品中のK-40含有量検索ソフト公開

食品中のK-40含有量検索ソフトが公開されました。

デイリー bcpJP からFUIJapanさんのページに飛ぶとダウンロードできます。


  どフリーです!(笑)


シリアル通信にて、計測器に選択した食品のK-40のBq/Kg値を送信する事も可能です。

プロトコルが知りたい方は、連絡してください。気分次第でお教えします。

        ↑

   一度言ってみたかっただけです。


それより、GXのベクレル係数を決めないといけないんですが、結構難しいです。

単純に差分のCPM値に係数を掛けただけでは、かなり無理があるので、ちょっと作り込みが必要になってきました。

やっぱり、β線を使ってベクレル測定をしたいですねぇ。

K-40はβ線で計測した方が検知し易いですから、今回のソフトのBq/Kg値をβ線用にすれば、差し引く事ができます。

そもそも ベクレル値=1秒間の崩壊数(壊変数) という定義ですから、β崩壊してγ崩壊する放射性物質でβ線は無視しても良いんでしょうか・・・

まぁ、これは放射線をカウントする事しかできないGM菅方式から見た見解で、スペクトルを見るタイプでは定量化するアルゴリズムが入っているはずです。

ウクライナでは、このあたりが確立されている模様ですので、ちょっと調べてみましょう。


以前、我々のような「おっさん」は、多少のセシウムが含まれていても関係ない と書いた事もありましたが、こんな事を言われました。

  「おっさん達が平気で食べるから、子供も食べる。」

なるほどです。「おっさん」であるから注意しなければならん という事にもなります。

現在のところ、流通品を計測しても、殆ど検出されないんですけど・・・


    災難は、忘れた頃にやってくる! きっとクル!


という事も頭に入れておいたほうが良いです。

STM32 変数が化けるの巻・・・機能追加

いやぁ、参りました。

機能追加を繰り返して、動作したと思ったら、まったく関係ないところが動かなくなるという、摩訶不思議な現象に遭遇。

色々調べたら、画面タスク内の変数が途中で化けてる・・・

最初はリアルタイムOSのスタックのあたりか?  と色々試してみるも現象は同じ。

昔、ネットで遭遇した覚えはあるものの、そんなページ覚えてもいないし、ブックマークもしていない。記憶する脳みそも持っていない。

こんな時は、スタート地点に戻るのが一番。

画面タスク(別ファイル)で定義してある変数を、main.c に持っていって、外部参照にしてみる。


   無事、解決。


volatileという修飾子も付いているので、最適化されてるわけでもない・・・コンパイラかリンカーのオプションが足りないかな。

まぁ、理屈はあっているのでオッケーとしてしまいました。
たぶん、ある一定量の変数を超えると、こういう現象になるんでしょう。このコンパイラは。

歳をとると、深く追求しません。(笑)


  何の事かさっぱり分かりませんよね?

ただのメモ書きと思ってください。すみません。


という事で、GX-ZERO-1のBG履歴から、一行づつ削除する機能を追加しました。
(相変わらず汚い写真ですが・・・乙)


今までは、全消去でしたから、長いBGを測定した時と、高線量を計測した時の累計が混在して、平均値が平均値でない状態になっていたので、改修しました。

5時間くらいのバックグランドを計測したデータが消えるのは虚しいですよね?
             ↑
      最近実感したという愚か者です。

もうちょっと試験してからリリースします。

食料品検査用のソフトも、かなり優秀になってきました。

しかし、GM菅で食料品を検査するなら、β線も入れて検査したいですねぇ。

こんな事書いたら、学者さん達に叩かれそうです。

   エネルギーを見ないと核種が分からないでしょ!

ってね。

結局カリウム40だけを省いてやれば、食べたら有害な放射性物質が含まれているかは分かるはずで・・・

セシウムであろうが、トリウムであろうが、ラジウムであろうが、食べたらあきまへん。

カリウム40は、β線を放出してカルシウム40になります。(89.3%)
で、γ線を出してアルゴン40になります。(10.7%)

エネルギーは、約1000KeV。セシウム137のエネルギーは662KeV。

試料中のカリウムの量が分かれば、カリウム40の量も分かります。

という特性を利用すれば、何とかなりそうなんですが、論文が書けそうになります。

まぁ、色々頑張ってみます。

2012年8月16日木曜日

BG測定履歴を改造中

まったくもって暑いし、雨は降るし、盆休みなのか通常なのか、さっぱり分からず・・・

  お墓参りだけは行ってきました。

ご先祖様は大切にしないといけません。     と「おっさま」(寺の坊主)に言われてますから。

Windows2008R2へのマスタードメインの移行処理は、苦労して終わりましたが、クライアントが、お逝きになった以前のドメインのSIDのままログインしている為、再度ドメインに参加し直さないといけません。

これを簡単にやると、Windowsのプロファイルが変わってしまい、デスクトップ環境やら、マイドキュメントやらがまったく他人の画面になってしまうので、まずいわけで・・・

要するに「面倒な仕事」であることは再認識した次第です。はい。

全国の「シスアド」の皆さん、ご苦労様です。


という事で、夜中仕事は、相変わらずガイガーです。(苦笑)

今手を加えてるのは、BGの履歴を選択して、削除する機能です。



カーソルの移動と画面のスクロールまではできたんですが、中で持ってるデータの並びと画面の並びが逆なので、ちょっと頭を整理しないと、グチャグチャになってしまいます。

さて、明日の高校野球が終わるくらいまでに何とかなるんでしょうか・・・

2012年8月9日木曜日

システム屋と盆休み

気が付けば、お盆休みですか・・・


  我々には、まったく関係ありません。(涙)


この時期に打ち合わせをすれば、「休み明けまでに、何がし」とか「盆休み中に何がし」という内容ばかりです。

と思っていたら・・・お客さんのFAXサーバーとして使っているPCがお逝きになり、復旧作業。乙。

発注業務で使っているので、あると便利な奴ですが、なくなると事務の方は大変です。

さっき、やっと回復しました。このデジタルな時代に、FAXだけはアナログ回線・・・

  こいつは、地デジ並みに全世界で対応しないと、永久にアナログです。


ってな事で、休み中のWinodws2008R2サーバーのプライマリドメインの構築準備と重なって、ガイガーには触れませんでした。

ああ、でも関西方面の業者さんから、販売代理店の打診はありました。

  簡単に売れるものでも、売れる時期でもありませんが・・・

              ↑
        こういう態度がダメなんですね。

  バンバン売ってください!


東北方面に旅行に行くなら、1台ガイガーカウンターを持っていくのも良いと思います。

「安全か、安全でないか」という判断は、もう主観的な状態になっていますから、自分で体感するしかないでしょう。


  ネット上で表現するなら    Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!   かも知れません。


しかし、数時間おきに、マイコンとサーバーを交互に触っていると、頭がおかしくなってきますね。

言語も、C、C++、C#、Java、HTML、CSS・・・日本語を忘れそうですが、ブログ書いてるおかげで、まだ大丈夫みたいです。


どーでもよい話しでした。すみません。

2012年8月8日水曜日

ファームウエアを更新しました。

ファームウェアを更新しましたので、お知らせです。

メーカーダウンロードサイト から更新してください。(Ver.1.1.6が最新です)

更新内容は、

 ・リアルタイム画面でCPSとCPMの切り替え表示
  
   左ボタンを押すと切り替わります。
   長押しすると設定画面に入ってしまいますので、ご注意ください。
   尚、設定画面になって、戻った時は強制的にCPM表示となります。

 ・設定画面 ---> その他表示画面の不具合改修

となります。

標準搭載のGM菅(SBM-20)では、少ないCPS値となりますが、何かと便利な数値であると思われます。

因みに、

  CPM: Count Per Minute
  CPS: Count Per Second

で、両方とも設定された時定数での平均値となっております。

近々、またバージョンアップするかも知れません。(日程は未定ですが・・・)

どうも、中華製GM菅(J408γ)の校正をしていると、μSv/h値の傾きがおかしいので、変換式を変えようと思っています。


   μSv/h値 = a*CPM値 + b


という一次関数式で補正してあげないと、高線量域が上がりきらない模様です。

今もこれに近いアルゴリズムになってはいるのですが、ちょっと見直したくなりました。

まぁ、GM菅が大きいので、どの位置が一番感度が良いのかも良くわらかないんですけど・・・


GM菅のγ線検出効率は、シンチに比べたら良くないので、あまりこだわっても意味があるかどうかわかりませんが。

単なる「自己満足」なのかも知れません。


ファーム更新中・・・CPS表示

えー、恥ずかしい事にBUGが見つかってしまいました。

設定画面の「その他表示」画面で、下ボタンを押すと画面がくずれます。

  大変、申し訳ありません。

まぁ、なかなか気が付かない部分ですが、「カリウムの食品表示」をして発覚しました。

という事で、改修したファームを上げますが、ついでに「CPS表示切替」機能を搭載します。


って一応、実装はしたんですが・・・流石にSBM-20ですから、こんなもんです。(涙)

操作方法は、リアルタイム計測画面の時に、左ボタンを軽く押すとCPS、CPMと交互に切り替わります。

CPSは一秒間の崩壊数という意味にもなりますかた、上の写真では3.0ベクレルの放射能を感知した という事になります。

もう少し試験してアップします。

2012年8月6日月曜日

カリウム40のデータベース化と本体との通信

いやぁ、オリンピックで寝不足 & 放射線測定器の開発は休みと夜中・・・

昼間はメインのソフトウェア開発。

早く仕事内容が逆転して欲しいものです!


という事で、カリウム40のベクレル数検索ソフトβ版ができました。

文科省に許可を取ったデータ表をもとにデータベース化したものです。


ついでに、CPM値とμSv/h値も表示してます。
ベクレル値はγ線での値になっています。

本体に送信すると、入力値が自動で変わります。


設定画面で表示すると、食品名とベクレル値が転送されている事がわかります。
(文字数制限がありますので、後ろの方は文字化けしますけど。w)


高価な食品の測定器でも、K40を無視しているものや、スペクトルを解析するので、妙に時間がかかったりします。

ただ、このカリウム40のデータも目安で、各食品毎に微妙に変化しますので、そこは若干考慮する必要がありますね。

しかし、Excelのシートから検索して、値を本体に入力するよりは、かなり便利です。

次は「Android版」です。    ふぅ。

そのまま、カロリー計算にも使えそうになってきました。(笑)

2012年8月3日金曜日

GM菅の2本使い

以前から書いているように、鉛の遮蔽箱を製作している FUIJapanさん とベクレルモニタの開発を行っているわけですが・・・

検出器をGM菅にして、「いかに安価で正確な計測を行うか」をコンセプトにしています。


写真の下が、ロシア製のSBM-20です。(不良品の為、変形してますが、大きさの違いが分かります)

そして、大きなGM菅を2本・・・これで、SBM-20の約8倍の感度になります。

バックグランドで、SBM-20だと20CPM弱ですが、この2本のGM菅だと、150CPM弱くらい稼げます。(GM菅は並列で繋ぐことが可能です)

2×4 だと BGで600CPM(約10,000/μSv/h)ですから、相当面白いですね。

アルミの遮蔽ケースに入れる事で、β線もカットしますので、空間線量も計測可能です。

もちろん、鉛の遮蔽箱に入れての食料品の測定がメインですが、複雑な計算式と各種パラメータの設定で、土壌やがれきの焼却灰の検査にも使える可能性を秘めています。

シンチレーターとMCA(マルチチャンネルアナライザー)を使ってスペクトルを見るのも良いですが、高価で、繊細で難しいです。

最終形態は、シンチとZERO-1を繋いで、液晶にCs-137の周りのスペクトルを液晶に表示してやる・・・それもサクっと。

しかし、GM菅は「タフ」なところが魅力ですね。温度とかの外部環境にも強いです。

寿命があるといっても、先にコントローラの寿命が来るくらいのものですし。

あとは、カリウム40の問題なんですが・・・なんとなくムフフな感じです。(意味深)


取り合えず、安価にして、全国の幼稚園とかで使って欲しいものです。

今は暑さと電力対策に頑張る季節ですが、「食欲の秋」が直ぐやって来ます。

それまでに、何とかしたいですね。

2012年8月1日水曜日

放射能の測定器のキモはソフトです。

放射線測定器を触っていると、やっぱり「キモ」はソフトですね。

これは、GM菅方式でもシンチ方式でも同じだと思います。

確率、統計、関数、方程式 といった数学と物理を駆使して、目に見えないものを見えるようにする・・・


   そりゃ、大変ですがな。



このサイト を見ていただければ分かりますが。


うむぅ。頑張っていらっしゃる。すばらしい。


ハードはハードで最初は大変ですが、ある程度固まってしまったら・・・というか限界があるわけです。

ソフトも、カウントを数えるくらいなら足し算だけなんですが、割り算をした途端に精度が問題になります。

食料品の検査となると、そりゃぁもう大変です。

1次関数から始まって、セシウムの半減期計算、標準偏差からの誤差計算、そして検出限界の計算・・・

高性能なマイコンを選んでおいて良かったと、今更ながら思います。


という事で、近いうちに、オリジナルのSTM32用リアルタイムOSを搭載する事になりそうです。

現段階では、フリーでソースコードも公開していく予定ですが、あとは商用のライセンス形態と、ドライバ関連は有料か、それとも新規ドライバ提供者には、他のドライバも利用できるライセンスとか。

また、ジワジワと報告していきます。


  超音波モジュールも営業中です!


  iPhoneでの近距離無線通信に困ってませんか?


  そんな、あなた!    ご一報ください。


こんな、誘い文句ってネット上にいっぱいありますね。(苦笑)

でも、本物ですから、これもまた紹介します。